百田尚樹,石平 著「「カエルの楽園」が地獄と化す日」のAmazonへのコメント

『永遠の』 恥、羞恥心『ゼロ』 の作家です。フランス革命以降右翼と左翼の争いは茶番が多く、本質から国民の目をそらすために行われてきた。似非左翼作家の批判は割愛するが、『沖縄の切り離し工作』の一端を担っているのはまさに百田ら似非右翼(済州島人脈)である。


石平氏のバックグラウンドは台湾ロビーあたりだろう。日本は中国から離れろとの主張は結構だが、台湾が中国市場で漁夫の利を得るのは面白くない。石平氏にはぜひ台湾の鴻海も中国の工場から撤退するように主張していただきたい。尖閣諸島問題の引き金を引いたのは台湾の保釣同盟なのだから。海兵隊の意義は尖閣諸島より台湾有事である。台湾への海兵隊移設を主張してはいかがか?沖縄県民は台湾に「海兵隊設置負担料」を請求してもいいぐらいだ。

『日本は「琉球独立」を容認する』とあるが、それこそが百田らの似非右翼の本当の目的の一つであり、米軍統治への逆行か台湾領土にしようとしている。「日本にとって沖縄に経済的価値はない」とのことだが、尖閣諸島の原因は海底資源であり、沖縄復帰・日米繊維交渉のタイミングで国連(エカフェ)すなわちアメリカがご丁寧に「経済的価値」を台湾(中国)に提示してしまっている。『米軍を足止めできれば、すぐに尖閣は奪われる』とあるが、これだけの米軍力があっても中国の侵攻がやまないのだから、自主防衛に切り替える必要があるが、そこはあえて触れない。

中国侵略を阻止するには、もはや沖縄の軍備を強化すればいいというレベルではない。核保有国に対抗して核武装が必要か否かの段階に来ている。反基地運動とリンクしている中国の動きは、実は台湾・香港の国民党および保釣同盟の動きでもある。そこを無視するのは悪意を感じざる得ない。保釣同盟はアメリカのプリンストン大学という共和党保守派系の大学にルーツがある。

というか、北朝鮮のミサイル発射が安倍政権を助けるがことく、中国の軍事圧力が在日米軍を助けている現実。習近平の隠し財産がパナマにあるのは周知の事実だが、アメリカはパナマ侵攻のごとく習近平の口座凍結等の圧力をかければよいであろうに。むしろ適度な軍事圧力を習近平が行使しなくなれば、パナマの口座に圧力がかかる仕組みではないか?

アメリカはポーカーフェイスでずる賢いジャイアンだ。我々敗戦国の東洋人はより慎重かつ平和的に動かないといけない。ハルノートを論じる百田氏ならわかるはずだろうに、あえて言わない。

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