沖縄のITエンジニアための東京移住マニュアル

沖縄のITエンジニアが東京に移住する方法について有益と思われる情報を記載していきます。沖縄はあの手この手を使って本土から若者を誘致しています。本土・東京側、特にITエンジニアとしてこれに対抗させていただきます。「生き馬の目を射貫く」などと言われる東京砂漠(笑)で生き抜くため少しでもお役に立てれば幸いです。

東京の仕事を探す場合、沖縄に誘致されている企業に就職するのは避けたほうがいいでしょう。沖縄で安く雇える人間を東京に来たからという理由だけで高い給料を払いたいとは思わないはずです。最悪あなたを沖縄に追い返すような罠を仕掛けるかもしれません。彼らは沖縄からエンジニアが流出しては困るのです。あなたが沖縄に帰り安い給料で一生懸命働けば、過当競争になって私たちの仕事も安く買い叩かれてしまいます。自分の住んでいる地域に企業が進出してくれるのは誰でもうれしいのですが、企業の進出した「動機」をよく考えなければいけません。最悪その企業の進出のせいで、あなたの地域のITエンジニアの価値が恒久的に下がるかもしれないのです。そして「二段階認証」という言葉すら知らないような経営者や、箱物を作る土建屋などがIT業界から漁夫の利を得てしまうのです。

スーツやYシャツにいろいろ慣れておきましょう。沖縄在住中でも可能ならあの、忌まわしい「かりゆしウェア」という名のアロハシャツ、すなわちアメリカ植民地の象徴たる衣装を着る事をやめてしまいましょう。熱ければネクタイを着けず、胸元を開けば涼しさも大差ないと思いますよ。台湾人でもビジネスマンはスーツを略式で着ているのですから。寒いときはおしゃれを楽しむ感覚でコートを着てもいいと思います。スーツでも寒い時期が沖縄にもあるようですから。沖縄と東京で、そして夏と冬で衣服の共通化を進めればコスト削減になり合理的ですね。そもそも日本の気候にはスーツ自体が合わないのですが、IT業界ではルックスで尖っても認められませんので服ぐらいはレガシーで我慢して、互換性を高めるためにいろいろ東京と合わせましょう。そして仕事の能力と結果で市場価値の高い独自性を出しましょう。

沖縄出身の若者と接してきて気づいたのですが、他の地方出身者に比べ比較的地理感覚が疎いようです。特に「駅名」で場所を示す文化がないようです。この感覚がないとコミュニケーションで少し戸惑うでしょう。ある沖縄県人は沖縄にいた頃からTVで地名が報じられるとすぐGoogleマップでマークして、そこへ行く経路を検索したり、周辺にどんなものがあるのか調べて遊んでいたようです。Googleマップや乗換案内といったアプリは東京暮らしで必須です。ITエンジニアならAPIをいじれるくらい徹底的に使い倒しましょう。あと「終電」という便利で不便な文化がある事も調べておいてください。

電車の使い方。これこそが長らく鉄道が失われていた沖縄県人にとって、東京暮らしで不安かつ楽しみな事はないのではないかと思います。満員電車では痴漢えん罪に会わないよう、腕を組むとか、細かい知識があるのでいろいろ調べておくといいでしょう。ただ周りの人間の行動を観察していればすぐに慣れるそうですよ。電車が混まない時間帯や路線を事前に知っておくと、住む場所を選ぶときに参考になるかもしれません。ポイントがSUICAにチャージできるクレジットカードなんかを沖縄県民なのにあえて使うのも面白いかもしれません(笑)。沖縄都市モノレールでSUICAが使えるようになっているようですので。ただ、帰省をよくする沖縄県人はマイルがたまるクレジットカードとの間で悩むようです。あと青春18切符とか鉄道関係のいろんなサービスを使って旅をするのもいいでしょう。旅をするとその地域への興味も湧き、思わぬ発見があったりするものです。沖縄の人は自分の出身地の事を紹介するのは慣れているようですが、他の人たちの出身地の良いところを知るのも大切ですよ。

沖縄県人が東京に来て驚いた事としてよく言われるのが「人の歩くスピードが速い」というのがあるようです。自分は決して早く歩いているつもりはないのですが、以前「小走りぐらいに歩くと健康にいい」と誰かが言っていたので、運動不足を解消しようと無意識に早く歩いているのかもしれません。時間短縮にもなって合理的でしょ?。IT職はタダでさえ運動が不足しがちなのだから。慣ればそれも早いとは思わなくなると思います。あえて一駅ぐらい歩くなんて良くある事です。

沖縄には自転車の文化があまりないようです。「大人になってまで自転車に乗りたくない」というような人までいました(笑)。通勤通学を有利にする事は人生を有利にする事につながるかもしれませんが、立地のいい場所は大抵地価が高く、駐車場を安易に確保できません。つまり東京での暮らしでは場所にもよりますが車を持つ若者は少数です。また駅から徒歩何分なのかも住む場所を選ぶ上で大切な判断材料ですが、自転車なら1/3の分数に短縮できます。つまり、駅から徒歩15分の物件は、駅と物件の両方に駐輪場があれば5分の物件と考える事もできます。(ただ、雨の日・雪の日は基本的に徒歩になりますが。)

沖縄県人が東京で暮らす上で心配なのはやはり「寒さ」だそうです。ただ実際は防寒対策をしっかりすればほとんどの人はすぐに慣れるそうです。特にIT系の仕事に就くのであれば、暖房の効いた会社と家の往復がほとんどですしね。ただ家で加湿器が必要になる事を意識しない人が多いようです。加湿器も暖房の内と考えて、いろいろ暖房器具とともに研究しておくといいかもしれません。またこれも防寒対策の一種かもしれません、お湯につかる習慣を身につけるといいかもしれません。

これは別に東京に限らずひとり暮らし全般にいえる事ですが、ひとり暮らしをした事がない人は慣れるために沖縄在住中からひとり暮らしを試してみていろいろ研究するといいでしょう。あと外食が多めになってしまうと野菜とタンパク質の摂取量が不足しがちになります。野菜に関しては沖縄より東京の方が安いらしいので、野菜を多めにとれるような自分に合う男料理みたいなものを開発しておくといいかもしれません。食べ物がいきなり変わると体調を崩しがちになりますが、自炊できるとそのリスクを減らせます。鍋を低コストで作れるようになる事もおすすめです。寒さ対策にもなります。そういえば沖縄より熱いはずの台湾人も鍋が好きだと聞いた事があります。固定概念に縛られず、沖縄の人も鍋料理を夏から楽しんでみるのはいかがでしょうか?

沖縄の人は「内地」と「うちなー」に分けて考える癖があるようですが、この考えは本土と沖縄の分断につながるので、周囲の人間も含めてすぐにこの考えをやめるようにしましょう。東京はいろんな地方からの出身者で占められています。なので東京に来る前から日本中の地理や歴史を覚えましょう。そうすると相性のいい地域などが分かってきます。あと実は同じ出身地でも部落によって違う民族の場合も多いので出来れば細かい市町村も覚えるといいでしょう。氏神やお寺も同族を探す手がかりになります。沖縄には八坂神社は1つしかないですが、おそらく多数の沖縄の人は八坂信仰や熊野信仰に近い物があると思います。それ以外にも「八」を連想させる地名や人名は沖縄の人たちと相性がいいでしょう。詳しくは「八切止夫」で調べてください。あと神道はそれぞれ中身は全く違う宗教です。信仰ごとに分けて考える必要があります。いろんな系列の神道がひしめき合っている地域は、いろんな「民族」がいる地域と考えていいと思います。ちなみに八幡信仰は元々九州の海人族の宗教です。ただ神道より仏教のほうが相性がいいような気がします。(興味深い事に沖縄ではかつて肉食と飲酒が許される鎌倉の仏教が盛んだったようです。清朝に媚びるために日本的な物を隠して中華を偽装してしまったのでしょう)

私が沖縄の若者と接してつくづく感じるのは「女性」に対する考え方の違いです。どうも沖縄の男性は女性に依存しすぎる傾向があるように思います。これは平家が女神信仰である事が理由ではないかと思います。彼らから「東京の女性は冷たい」とよく聞くので、沖縄の女性は相当「あたたかい」のでしょう。しかし「あたたかい」女性が近くにいる事が必ずしもその男性の人生にとってプラスになるとは限りません。女と酒は古今東西、人間を堕落させる代名詞です。日本語にもあげまん・さげまんという言葉もあります。あと、正直沖縄出身の男性は頼りがいがないと本土の女性から見られているのではないかと思います。沖縄の女性達は沖縄の男性をわざと頼りがいがなくなるようにしつけている、とすら私は疑っています。平家の中では珍しく女性を嫌い、戦(いくさ)に強かった蜂屋頼隆はこう言っています。「男っちゅうもんは、女ごに好かれたり大事にされたらあかん。出世せんぞ!そこえゆくと俺がように女に苛めぬかれ鍛えぬかれてきたもんは、裸一貫からこうして殿様じゃ」。蜂屋頼隆は女嫌いがたたって自分の子孫を残す事ができなかったので、そこまでにはならずに、お見合い結婚でも国際結婚でもなんでもいいので良妻賢母となる人と結婚はするべきだと思います。しかし自分がもし女性依存症の傾向があると思うのであれば、ペットを飼ったりするなど対策をとるべきでしょう。これは私の意見ですが、女性関係のトラブルで仕事に支障を来したり、仲間を裏切ったりするくらいなら、アニメおたくになったり、アイドルを追いかけたり、宗教にはまっている人の方がよっぽどましな人だと思います。

驚くべき事に沖縄のアルコール消費量は統計上さほど高くありません!ある沖縄県人によると「東京の酒はおいしすぎてたくさん飲んでしまう。東京に来て生まれて初めて吐いた」とのことです。沖縄の人は「飲みニケーション」を好むようですが、大量のアルコール摂取には慣れていないのかもしれません。沖縄にいるときよりも節制を心がけましょう。(まともなIT職の人間はアルコールなんぞそんなに飲みませんが、外食ついでに仲間と飲む事はあるでしょうから気をつけましょう。)

旅行にせよ、移住にせよその地域の歴史を学ぶ事は重要です。東京に関しては戦後の流れ、特に表向きには語られない歴史が重要です。そうすれば私のような人間がなぜ沖縄県人を応援したくなるのか、そして沖縄県人にとって危険な組織や人間が分かるようになります。

沖縄出身者に対する評判はこの20年くらいで悪化しているとおもいます。その原因の1つは若者を沖縄に囲い込んで利益を上げるビジネスモデルがうまくいってしまっている事が原因だと思われます。沖縄を嫌いながら、あるいは嫌っているからこそ沖縄に投資しているいやらしい本土の人間も驚くほどたくさんいます。多くの地方が人口流出に苦しんでいますが、封じ込め対策をしないのは善良な地域なのです。しかし沖縄にはそれが当てはまりません。あなたもそれによって得られる利益があるかもしれませんが、自由を奪われる事によって失う利益の方が大抵は大きいのです。たとえ沖縄に帰っても、あるいは本土に行く気がまったくなくても、本土で暮らす沖縄の人たちの迷惑にならないように心がけましょう。あなたを沖縄に縛り付けて不当な利益を得たい連中を利するのは郷土愛とは違うと思いますし、それがどこの県でも当たり前の感覚です。話し合いをして説明をしてもそうは考えてくれない人間があなたの周りにいれば、その人がどんな人間なのかよく調べてみてください。面白い事が分かるかもしれませんよ。そして情報を発信してください。私たちに情報提供してくれるだけでもいいです。できるだけ拡散させます。

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