マスコミ報道などに思う沖縄独立運動が陰謀である可能性について

2018年ももうすぐ終わりですが、今年も沖縄がニュースにならない月はなかったのではないかと思うほど、しつこく沖縄や辺野古のことが取り上げられていました。私も含め本土の人間も沖縄の人もうんざりしているのではないでしょうか?「もう勝手に沖縄独立しろよ」みたいな感情を持つ人もいるようですが、そういう思考になるようにマスコミに誘導された可能性がないかどうかなどを、検証してみたいと思います。

まず、12月に入ってから「土砂流入再開」のニュースとともに、沖縄については「沖縄県の警察官の盗撮事件」「飲酒運転」「居眠り運転のバス」などの、沖縄の人に対してネガティブなイメージを植え付ける報道が相次ぎました。そして「沖縄振興予算」のニュースが流れました。

さすがにここまであからさまだと世の中の人も気づくのではないでしょうか?いわゆる「印象操作」です。またこの時期に合わせるように「琉球王族の遺骨返還請求訴訟」ひいては、民族独立を匂わせる報道がなされました。また、今日は「辺野古は日米安保のためではなく日本国民のため」というような防衛大臣の発言の報道もあり、朝日新聞も「沖縄は日本ではない」的な報道がなされました。あたかも本土に責任があるかのような表現も大々的に報道されました。

こういったあからさまな印象操作があると、まず安倍晋三などの政府与党によるものと考える人が多いのではないかと思いますが、沖縄を独立に導いても国益に反しますし、政府与党にも利益はありません。ましてや日本国民を悪者にする必要もありません。そもそも安倍晋三のバックには明らかにアメリカの力が働いていますし、辺野古に基地を移設することを決めたのは、日米合同委員会だと言われています。日米「合同」とはありますが、実際は日本の高級官僚がアメリカ軍属の命令を日本の名の下で遂行するための機関です。

また、沖縄独立の裏には中国の陰謀があると考える人は多いようですが、どちらかというと沖縄に対して積極的に動いているのは、香港・台湾などの勢力ではないかと思います。尖閣諸島への上陸も中国を偽装した台湾人と香港人でしたね。

尖閣諸島周辺への中国政府の領海侵入もアメリカの了解を得た上での茶番だと思われます。なぜなら尖閣諸島そのものがアメリカ軍の射撃場であり、アメリカ軍基地そのものなのです。中国とアメリカは経済分野で密接に結びついており、本気でアメリカを怒らせるのは中国にとって得策ではありません。核保有国同士の小競り合いにしては安っぽいイメージですし、むしろ中国の領海侵入は日本の米軍基地の正当化や思いやり予算の増額など、アメリカを喜ばせることになっています。

あと、台湾と香港はアメリカに見捨てられるわけにはいかないので、アメリカのためなら恥知らずで命知らずの事でも平気でやるでしょう。台湾にとって沖縄の海兵隊は重要ですしね。一般的に大国の工作員より小国の工作員のほうが怖いのです。(もしかしたら、韓国や北朝鮮の工作員もそういう理由で沖縄に絡んでいるかもしれません。)

まあ、ありきたりの結論になってしまいますが、沖縄の騒動というのはすべてアメリカの仕組んだものと考えることができます。おそらく沖縄の本土復帰を帳消しにしたいというのも理由の1つではないかと思います。膨大な石油資源もあるようですので。台湾は八重山あたりの割譲を狙っているかもしれません。日本はアメリカの一部の勢力にとっての植民地ですので、政府与党は国民の代表ではありません。これはとても大切な事なので声を大にして言いたいのですが「沖縄に基地を押しつけたのは日本国民ではありません。アメリカの一部の勢力です

あと、沖縄はもともと琉球という国で、日本とは少し違う民族であるという認識が一般的だと思いますが、私はそれすらもアメリカと一部の国内の勢力に都合の言いように偽装されたものではないかと考えています。残念なことですが、日本の歴史は嘘だらけです *1。日本について記された正確な古文書はほとんどが中国にあるのですが、それらは日本にいくつもの民族と国家が存在していたことを示しています。(魏志倭人伝も実は邪馬台国以外の国の存在を指摘しています。日本の学会は無視しているようですが)

また、日本の歴史学者は「記紀認識」と呼ばれる、ほぼ宗教といってもいいような認識にとらわれており自由で合理的な研究ができないといわれています。また、現代の日本の歴史はお雇い外国人のルートヴィヒ・リースという人によって学問として成立しました。リースはドイツ系ユダヤ人で東京大学史学部にとって天皇のような存在だそうです。彼の作った「日本単一民族論」には森有礼などの真面目な人間は大反対しましたが、暗殺されるなどして、黙らされてしまっています。リースは「日本の歴史は嘘だらけ」だと自分の事は棚に上げて愚痴を言っています。

水平社運動などの部落問題というのは実は大陸とつながる民族問題が根底にあるのです。ガレッジセールという沖縄出身の芸人2人もルックスからして同じ民族とは思えません。久米村という特殊な部落があったようですし、沖縄も部落・民族ごとによる隔離があったはずです。しかし、戊辰戦争→廃藩置県を経て形式的にではありますが、ようやく初めて「日本国」になりました。もちろん沖縄も少し遅れましたがそのときに「日本国」になりました。(琉球は戊辰戦争の時は「日本薩摩琉球国太守政府」として薩摩の側についていたと思います。つまり琉球は加害者でもあったわけです。薩摩が琉球を強引に従わせていたというのも、最近の研究からどうも怪しくなっています。琉球にはかなりの自由裁量権があったようですので。)

では日本は現在、実質的に多民族国家なのかというと、ある意味そうですが、実際は日本国民として団結できている。。はずです。それは明治から昭和にかけて「日本」として共に外国と戦い、初めて「日本人」になれたからなのです。

にも関わらずその最大の功労者である沖縄県民だけが、「独自民族」ということではじき出されたとあっては、今後「日本人とはなにか」ということになったときに、論理的な拠り所を失ってしまいます。沖縄の大部分は平家系であると私は考えていますので、沖縄の独立が連鎖反応的に、源氏と平家の対立になり、ルワンダのフツ族ツチ族ように、身体の一部分の違いを理由に、日本で隣人同士が殺し合いを初めてしまう可能性すらあると考えています。(そういえば東アジアにも胡面狩りってあったような。。)

ところで遺骨返還請求騒動を起こしているのは、「琉球民族独立総合研究学会」なる組織のようですが、その発起人である松島泰勝氏には中国ではなく、台湾の影響が見え隠れします。どうも彼は簡体字ではなく日本でも使われていない繁体字を好むという話があるようです。彼が所属する龍谷大学は仏教系の大学ですが、現在の中国は仏教の影響は皆無で、台湾の方がつながりは深いと思われます。「台湾の独立は必要ない」との事ですが、これはフェイクでしょう。台湾ロビー・蒋介石・李登輝や勝共連合の件で問い詰めればボロを出すかもしれません。

また理事を務める親川志奈子なる人物も、「琉球語」なるものの復活を掲げていますが、どちらかというと英語が得意そうな経歴です。なかなかの「ちゅら」さんな女性ですが、「ちゅら」とは「清らか」がなまっただけ *2 であり、心が清らかなのかどうかを鑑みますと、「ちゅら」さんとは言いがたいかもしれません。

このような女性は沖縄で「アメ女 *3」と呼ばれ嫌われるそうですが、彼女たちのご先祖様などの命を奪った沖縄戦の事を論じるとき、「日本兵に殺された」などと言う人もいるようです。たしかにごくごく一部にそのような事例があったかもしれませんが、99.99%の沖縄戦の日本人戦死者はアメリカ人の放った弾で殺されました。もちろん沖縄県民も含みます。「日本が戦争するから悪い」みたいな事を言うかもしれませんが、「黄禍論」の事を調べればそれも嘘だとすぐにわかります。まあ、昔の事なので彼女達が侵略してきた外国の軍人とどうお付き合いしようと自由ですが、日本の国土をアメリカに売り渡したり、本土とうまくやろうと頑張っている沖縄の男性まで売り飛ばすのだけはやめていただきたいですね。

 

*1 日本は明治になるまで実質的に統一されていませんでした。足利義満が「日本国王源道義」として明朝の属国になっていますが、それは貿易のために行った形式的なものであり、他の地域も勝手に「日本国王」を名乗って貿易をしています。当時の天皇にも実権はなく、「藩」という言葉も実質的には廃藩置県の後から言いだしたもので、「令制国」という概念も有名無実でした。統一などできていなかったのです。薩英戦争や馬関戦争は日本の一地方が暴走して勝手に戦争したのではなく、列島にあった立派な一つの国が欧米諸国と戦ったのです。明治維新はクーデターではなく、統一戦争です。帝国とは多民族国家の事であり、大日本帝国はまさに多民族国家でした。ただ日本が特殊なのは「お国」によって民族が違うのではなく「お里(部落)」によって民族が異なっていることです。長州国(長門国と周防国)や薩摩国や琉球国において民族が部落ごとで飛び地になっていたのです。なので「部落」の問題をタブーにしたまま沖縄を含めた本当の日本の歴史を語る資格はないのです。現在も続く部落問題とは民族問題のことなのです。特に琉球地方は貿易でなりたっていた、というよりも、貿易のために作られた出島のようなものだったと思いますので、万国津梁を掲げてもいましたし、単一民族などありえません。「琉球民族」なる言葉は空想上のものだと思います。

*2 沖縄独自の言葉で中国語やインド・イラン語族からの単語もあるようですが、ほとんどの沖縄の言葉はいわゆる日本語の単語と文法です。単になまっているだけなのです。むしろこの機会に現代風の正しい日本語の発音や表記に改めるべきではないかと思います。「ジューシー(「雑炊」がなまっただけ。。)」を「沖縄雑炊」とかの商品名にすれば観光客も困らないでしょう。グローバリゼーションの時代に、沖縄の若者たちも日本語を洗練させるだけでなくいろんな言語を覚えなければなりません。なまって分かりにくくなっただけの日本の方言を「別言語」として覚え直す必要などないと思います。若いコンビニ店員が「ありがとうございました」を「アジャシター」と発音したところで、それを別言語として認定したり、その発音を保護・啓蒙する活動をしたり、あまつさえ独自民族として独立を許したりするなどあり得ない話です。今沖縄でおこなわれている「しまくとぅば」関連の活動はまさにこういうトンチンカンなことであり、文化保護とは別のよこしまな思惑があるように思えてなりません。また、現代ならともかく、古代においては少数の移民だけでは言語は伝わらないというのが言語学の常識のようです。少数の日本人が日本語を沖縄に広めたのではなく、沖縄に住んでいるほとんどの人たちが、いわゆる日本語を元々しゃべっていて、本土から大量に移住してきていると考えていいと思います。(沖縄の歴史は壇ノ浦の戦いの前後から始まっています。)ある言語学関係者の話では「琉球語が独自言語というのは、沖縄独立運動がらみで学会の外で行われていることだが、そもそも方言と独自言語との間に明確な区別はない」と言い訳のようなコメントをしています。おそらく沖縄の人達ではない何者かが学会に強い圧力をかけているのだとおもいます。

*3 最近知りましたが「アメ女」とは別に沖縄だけの言葉ではなかったようです。きっと横須賀のヨーコもアメ女と呼ばれていたのでしょう。私は一般人より沖縄の事情に詳しいと思っていましたが、結局「本土と沖縄が全く同じ状況である」という自らの主張に反する認識をまだ持っているのかもしれません。

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