「酒気帯び疑いで米軍属逮捕」の報道に思う違和感

今回の飲酒運転の報道の3日前、厚木基地で部品が落下しました。これは本土が沖縄と全く同じ状況であることを国民全体に知らしめたということではよいことではなかったかと思います。ただ、その3日後の今日、沖縄で米軍族が飲酒運転で捕まったというニュースが全国に大々的に流れました。こうするとすぐネトウヨ共は「沖縄県民の方が飲酒運転率は高いのに、米軍だけ差別されている。偏向報道だ」と騒ぐでしょう。事実沖縄の飲酒運転率は非常に高いようです。これではネトウヨに攻撃されるようオウンゴールしたとしか思えません。


そして最終的には厚木基地を批判する人は委縮してしまうかもしれません。つまり、厚木基地の問題を鎮静化させるために、沖縄の人が悪役を演じさせられてしまったのではないでしょうか?考えすぎと思うかもしれませんが、私が長年沖縄問題の報道を観察してきた限り、このようにタイミングが良すぎるオウンゴール報道が何度となく繰り返されているのです。そして結果的に日本国民は、太平洋戦争の英雄である沖縄県民を蔑視し、本土における在日米軍の理不尽にすらも目をつぶるようになってきているのです。アメリカ軍にとっては一石二鳥ですが、日本国民にとっては名誉も国益も失う事態になっています。

あと、米軍族の飲酒の問題を何度も何度も騒ぐのであれば、やはり「どこで・なぜ・酒を飲んだのか」ということを報道しなければいけません。今回はどの報道機関も扱っていませんが、米軍族相手の飲食店ではないかと私は考えています。もしかしたらコザの町かもしれません。以前のブログでも扱いましたが、コザの町は統一教会がラジオ放送をして、大通りで昼間から勧誘できるような、反日親米の町です。保守・右翼と自称するのであれば、今こそ米軍族に酒を提供し、飲酒運転で帰らせてしまったその飲食店を糾弾するべきでしょう。

もちろん似非右翼であるネトウヨは統一教会とその支配下にある人たちを本気で攻撃することは絶対にないのですが。

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